コングルコン１について

株式会社東京ディベロから販売されている第３類医薬品「コングルコン１」の原材料について調べてみました。まず、公式の通販サイト運営する株式会社東京ディベロは2019年設立の医薬品および医薬部外品・化粧品の通信販売業の会社になります。東京都台東区にある会社で、代表取締役の名前は武田裕となっています。

コングルコンの製造販売元は、シオノケミカル株式会社。1978年設立の医薬品製造販売業者です。

「コングルコン」の原材料は、チアミン硝化物（ビタミンB1）10mg、ピリドキシン塩酸塩（ビタミンB6）100mg、シアノコバラミン（ビタミンB12）1.5mg、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、タルク、酸化チタン、黄色三二酸化鉄。

チアミン硝化物は、ビタミンB1（チアミン）の誘導体で、ビタミンB1の補充薬として用いられる医薬品。単品でも売っています。ピリドキシン塩酸塩は、ビタミンB6の塩酸塩で、ビタミンB製剤の医薬品。シアノコバラミンは、ビタミンB12の一種で、目の調節を行う筋肉の働きを改善する作用があります。調節性眼精疲労の改善に用いられる点眼液として販売されています。軽質無水ケイ酸は、二酸化ケイ素（SiO2）を主成分とする微細な粉末で、医薬品や食品添加物として使用されています。結晶セルロースは、木材や植物の細胞壁に含まれる天然のポリマーで、医薬品や食品、化粧品など幅広い分野で利用されています。ステアリン酸マグネシウムは、脂肪酸とマグネシウムからなる石鹸で、白色の粉末状です。医薬品や化粧品、栄養機能食品などに使用されています。ヒプロメロース（HPMC）は、植物由来の多糖類で、食品や医薬品、化粧品、工業用途などに幅広く使用されている成分です。マクロゴールは、ポリエチレングリコールの一種で、医薬品や化粧品、皮膚保護剤などに幅広く使用されています。タルク（滑石）は、天然に存在する鉱物で、化粧品や製紙、塗料、ゴムなど幅広い産業で使用されています。酸化チタンは、食品や化粧品、日焼け止めクリームなどに広く使用されています。黄色三二酸化鉄（おうしょくさんかてつ）は、医薬品や食品の着色剤として使用される酸化鉄の一種です。

株式会社東京ディベロの旧社名は、株式会社ジェネリック薬品。似たような社名が多々あります。

グループ会社に、株式会社日本薬業、株式会社富山常備薬、株式会社奈良大和生薬、株式会社インフォマーシャルプロダクト、株式会社トゥ・プリティーホールディングスがあります。いずれも、代表取締役は小川晃市。

株式会社富山常備薬は、リョウシンJV錠、キミエホワイト、常備浴などを販売している会社。

⇒「株式会社富山常備薬のレビュー」を確認

「コングルコン1」とは、日本で販売されている第3類医薬品で、主に神経痛や筋肉痛、関節痛、手足のしびれ、眼精疲労などの症状の緩和を目的とした薬です。製造・販売元はシオノケミカル株式会社で、東京ディベロ株式会社を通じて販売されています。この薬は、ビタミンB群（具体的にはビタミンB1、B6、B12）を主成分としており、これらが神経や筋肉の機能をサポートし、痛みやしびれを和らげる効果が期待されています。

主な特徴と効果

効能・効果:

神経痛、筋肉痛、関節痛（肩こり、五十肩、腰痛、膝痛など）の緩和。

手足のしびれや眼精疲労（目の疲れ、目のかすみ、目の奥の痛み）の改善。

肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時にビタミンB1、B6、B12を補給。

成分（1日量あたり、通常成人3錠として）:

チアミン硝化物（ビタミンB1）：10mg - 神経の修復やエネルギー代謝を助ける。

ピリドキシン塩酸塩（ビタミンB6）：100mg - 神経系の健康維持に寄与。

シアノコバラミン（ビタミンB12）：1.5mg - 神経の修復や血流改善をサポート。

これらのビタミンが相乗効果を発揮し、傷ついた神経に働きかけて症状を緩和します。

用法・用量

成人（15歳以上）：1回1錠、1日3回、食後に水またはお湯で服用。

15歳未満：服用しないでください。

注意点：1ヶ月ほど使用しても症状が改善しない場合は、医師や薬剤師に相談することが推奨されています。

購入方法と価格

形態: 1袋30錠入り。

価格: 通常価格は3,080円（税込）程度ですが、定期購入（らくトク便）を利用すると割引が適用され、例えば1袋2,772円（10%オフ）や6袋15,708円（15%オフ、送料無料）などのオプションがあります（東京ディベロの公式サイト参照）。

薬局やオンラインショップ（楽天市場、Amazonなど）で購入可能。

その他のポイント

以前は医師の処方箋が必要だった成分が含まれており、それがOTC（一般用医薬品）として手軽に購入できるようになったことが特徴です。

副作用はまれですが、過剰摂取によるビタミン過多や胃腸障害が起こる可能性があるため、用法・用量を守ることが重要です。

「コングルコン1」は、特に慢性的な痛みやしびれに悩む方に向けたセルフメディケーションの一環として開発された薬で、テレビや新聞広告でもおなじみの商品です。

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コングルコン 1とコングルコン v の違いは、成分。成分にピリドキシン塩酸塩とシアノコバラミンが入っている方が1、Vはチアミン硝化物のみ。指定医薬部外品だと、リポビタンやチオビタにも入っています。あと、添加物が違います。小分類は、VがビタミンB1主薬製剤で、1がビタミンB1B6B12主薬製剤。どちらも、第三類医薬品。

主成分はチアミン硝化物なので、チアミン硝化物が入っているリポビタンの評判や口コミをチェックすれば、コングルコンの参考になるでしょう。

⇒「リポビタンDX 300錠の評価」を確認

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⇒「グルコサミン｜疑似科学｜Gijika.co」を確認

⇒「1回だけ試すつもりが、翌月も送られてきた健康食品(消費者トラブル解説集)_国民生活センター」を確認

ＣＭをよく目にするということは、それだけ広告費に金をかけても、元が取れる原価率だということ。

なお、ＣＭで表示される電話番号は、0120-422-111。