アスパルテームの危険性について

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アスパルテームとは

アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物は、L-フェニルアラニン化合物であるアスパルテームとなります。アスパルテームは人工甘味料の一つで、スクロース(ショ糖)の100~200倍の甘さを持っています。ショ糖を説明する前に、糖質について説明します。糖質は大きく分けると、単糖類と二糖類があります。前者は分解され尽くした最小の分子構造なので吸収が早く、後者は異なる分子がくっついたものなので吸収に時間がかかるものになります。

単糖類を化学名で言うと、グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、トリオース(三炭糖)、テトロース(四炭糖)、ペントース(五炭糖)などとなります。二糖類を化学名で言うと、マルトース(麦芽糖)、ラクトース(乳糖)、スクロース(ショ糖)などがあります。つまり、スクロースは二糖類の糖質で、構造的にはブドウ糖と果糖が合わさったものになります。身近な例では、紅茶に入れたりする砂糖があります。

アスパルテームは天然アミノ酸であるアスパラギン酸とフェニルアラニンのメチルエステルから成ります。フェニルアラニンを代謝できない病気、例えばフェニルケトン尿症の方は避けるべきものとなります。旧厚生省が天然に存在しない添加物に分類しています。

アスパルテームの危険性

動物実験で白血病やリンパ腫を起こす結果が出ており、脳腫瘍を引き起こす可能性もあるとされている。Ramazzini財団委託のマウントサイナイ医科大学Morando Soffritti博士が、ラットに対して胎児の段階から死ぬまでの間FDAの一日許容消費量の2倍のアスパルテームを投与し続けた結果、癌の発病率の上昇が統計的に認められるという研究結果がある。

ヨーロッパ食品安全審査局(EFSA)は先の研究結果について検討し、用量反応性が無いこと、対照群と死亡率に差が無いことなどを挙げ、データとして不適当で再考するための根拠としては不十分であると結論付けています。また、イタリアで7,000人以上を対象に行われた2007年の症例対照研究では、アスパルテームを含む人工甘味料に発がん性は認められなかった。