青色○号の危険性について

このページでは「青色○号」について調べたことを書いています。基本的には「青色○号の危険性」に着目し、どういう理由で危険性が示唆されているのか、どういった副作用(害)があるのか検証しています。まず、「青色○号」で検索すると、関連する検索キーワードとして次のような言葉が出てきます。

青色一号、青色2号、赤色 号、青色 1号、青色6号、青色 号 危険、青色3号、青色二号、青色4号、青色三号。

青色○号とは

青色○号とはタール色素のことを指し、○の部分には数字が入ります。このページ主だったナンバーの黄色こと、黄色系合成着色料について言及しています。合成着色料とは、化学的に合成された色素で、着色の目的で食品・化粧品等に添加されているものです。食用に用いる場合は、食品衛生法で指定されたものに限られます。

このページで取り上げているのは、青色系飲料や入浴剤などに入っている「青色1号」になります。青色1号はブリリアントブルーFCFと呼ばれ、旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類しています。主に食品添加物や工業製品の着色用途として使用されていて、アメリカ・EUでは食品添加物として認可されていますが、ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリアは国として禁止しています。

青色○号の危険性

青色1号を2%又は3%含む液1mlをラットに週1回、94~99週にわたって皮下注射したところ、76%以上にガンが発生したという実験結果から危険性が指摘されています。注射による摂取なので、口から入れる実験と同じに考えてはいけませんが、敏感な人は肌荒れを起こす可能性があるという指摘もあります。

FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会 (JECFA) の毒性試験では短期毒性、長期毒性及び発がん性は確認されていません。国際癌研究機関 (IARC) の発がん性リスク評価においても、発がん性が確認できていません。