ステビアの危険性について

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ステビアとは

ステビアは南アメリカ原産のキク科ステビア属の多年草です。配糖体を含んでいるため、甘味料として用いられています。ショ糖の100倍以上の甘味をもちながら、低カロリーという特徴があります。ショ糖に関しては、「成分一覧」の「スクラロース」のページをご参照ください。

パラグアイでは、16世紀の頃よりマテ茶などに入れたり、薬草として用いられたりしてきました。整腸剤や防虫剤としても利用されています。ステビアの抽出物が食品添加物として認可されている国は、2008年12月までは、日本、ロシア、台湾、マレーシア、ブラジル、韓国などでした。

ステビアの危険性

ステビアが問題視されている理由は「精巣に悪影響を及ぼす」という点にあります。ただ、その理由から長らく使用が認められていなかったEUですが、2011年末からは体重1kgあたり4mgまで条件付きで使用が認められるようになっています。

ステビアの一日の摂取許容量は4mg/kgとなっていますので、体重60kgの人で240gとなります。大量摂取は控えるべきですが、少量または許容範囲内で経口摂取する場合の危険性はないとされています。なお、許容量は世界保健機関(WHO)の合同食品添加物専門家会議で設定されたものです。