カルピス「ココカラケア」「届く強さの乳酸菌」について

カルピス株式会社から販売されている『ココカラケア』と『届く強さの乳酸菌』の口コミ情報や評判を調査してみました。『ココカラケア』は「C-23ガセリ菌(正式名称:ラクトバチルス・ガセリCP2305株)」配合の通販専用サプリメントで、アサヒカルピスウェルネス株式会社が運営する「カルピス健康通販」オンラインショップで購入することができます。

『届く強さの乳酸菌』は「プレミアガセリ菌CP2305(正式名称:ラクトバチルス・ガセリCP2305株)」を配合した乳性飲料です。一緒に取り上げているのは、両方ともに乳酸菌「ラクトバチルス・ガセリCP2305株(Lactobacillus gasseri CP2305株)」が入っているからです。

「ココカラケア」「届く強さの乳酸菌」のガセリ菌とは

一般的な乳酸菌は口から摂り入れると、その多くは胃酸と胆汁酸で死んでしまいます。生きて腸まで届くのは稀だったということになります。仮に腸まで届いても、そこに留まらなければ排泄物として出るだけです。

ビフィズス菌、ヤクルト菌KW、乳酸菌LG21、植物性乳酸菌、コッカス菌、L29乳酸菌、L92乳酸菌、EF乳酸菌、ETF-2001、クレモリス菌、ラブレ菌といった乳酸菌も例外ではありません。

そこで何百億という乳酸菌を体内に送り込む飲料が発売されるようになりましたが、すでに腸内には善玉菌が棲みついていますので、定着する可能性は高くはないでしょう。

だから、“毎日、飲むこと”が推奨されていました。小さな容器に入っているのは、乳酸菌は空気に当たると死んでしまう為です。もし、大きな容器に入れて発売したとしたら、飲みきる前に大半が死滅してしまうでしょう。

そんな乳酸菌飲料でしたが、2001年に口から摂取した菌が腸で定住することを示す論文が世界で初めて発表されました。それが「ガセリ菌SP株」です。ガセリ菌SP株(正式名称:ラクトバチルス・ガセリSBT2055株)は、グラム陽性桿菌のラクトバチルス属ガセリ菌の菌株の一つになります。

悪玉菌を抑えて腸内環境を整える善玉菌で、日本人由来のプロバイオティクス乳酸菌として、雪印メグミルク株式会社の商品に使用されています。代表的な商品に、ヨーグルト「ナチュレ恵 megumi」シリーズがあります。

それに対し、カルピスは2014年に「プレミアガセリ菌」こと乳酸菌「Lactobacillus gasseri CP2305株」による発酵乳を用いた清涼飲料水の摂取が、整腸効果をもたらすことを第11回 国際乳酸菌シンポジウムにて発表しています。また、ストレスを受けた健常人において、リラックス効果と安眠効果、さらには腹部不快感の改善が確認されています。

2014年の発表時には「プレミアガセリ菌」と呼ばれた乳酸菌「ラクトバチルス・ガセリCP2305株」ですが、ココカラケア発売に当たって「C-23ガセリ菌」となっています。「C-23ガセリ菌」の効果に関しては、先に挙げた内容と同じことが下記リンク先に記載されています。

「ココカラケア」の評判と口コミ

『ココカラケア』に関しては、2016年4月4日に発売された商品のため、この記事作成時点では まだ日が浅いことと、販売しているのが「カルピス健康通販」オンラインショップのみということもあり、充分な評判や口コミ情報は得られませんでした。

しかし、それから日が経ち、楽天市場でも購入できるようになり、様々な口コミを目にするようになりました。詳しくは下記リンクにて。